【3回目】パルミーの添削に作品を提出してみた(2022年4月&5月)

私が提出したイラストとコメント

今回も「emuko先生」に添削をお願いすることにしました。

イラスト

アシェレル

<省略>

2)イラストの中で一番見せたい部分やテーマがあれば教えてください。(版権作品の場合作品名やキャラクター名をお願いします)
顔に目線が集中するように明るくしたつもりですが、いかがでしょうか?
テーマは反戦です。

3)イラストを見せる対象、公開する媒体が決まっていれば教えてください。
Twitter、pixivに公開済みです。
もしかしたら、完成品はBoothに出してグッズ化したり、NFTにも挑戦するかもしれません。可能でしょうか?

4)使用ソフト・アプリを教えてください。
CLIP STUDIO PAINT PRO

5)添削してほしいポイント、知りたいことなどがあれば教えてください。
emuko先生、お久しぶりです。アシェレルです。
前回の添削では大変お世話になりました。
お忙しい中お手数ですが、今回も何卒よろしくお願いいたします。
添削して欲しいのは、配色や色の塗り方についてです。
パルミーのいろいろな着色の講座を受けて、この講座を参考に塗りました。
(https://www.palmie.jp/courses/199)
線画までは上手く描けたと自分では思っていたのですが、
配色センスがないのと塗りがまだ上手くないので
仕上がりが微妙な感じになってしまいます。
他には、表情や頭の向き、体の大きさなど少し違和感があるかなと思いました。
細かい影の付け方や、薔薇・銃などの小物がもっと上手く描けるように
引き続き講座を受講していきたいと思います。
また、前回同様、添削結果を自分のブログに載せることは可能でしょうか?

夜分に申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。

emuko先生の添削とコメント

emuko先生の添削

emuko先生

アシェレルさんこんにちは、再びご縁をいただくことができとても嬉しいです!
添削ファイルとして画像4枚、clipファイル1つご用意しておりますのでお見逃しのないようにご確認ください。もし何か不備があればお手数ですがサポートにお問い合わせいただければと思います。

emuko先生

今回は
・塗り
・表情や頭の向き、体の大きさ
についてご相談いただいていますのでそれぞれの視点から更なるクオリティアップを考えてみました。

emuko先生

まず塗りに関してclipデータを拝見したところクリップスタジオのレイヤー機能に振り回されている印象を受けます。
具体的にどういう所をみてそう思ったかというと、まず塗りの時点でキャラクターの全てにしっかり色が入っていたのに青で塗りつぶされた「over」というレイヤーや「白黒」「白」という名前のオーバーレイのレイヤーで色も濃淡も全て飛んでしまっているところです。
特に顔の「赤み」「影」というレイヤーがオーバーレイで調整後引きで見て全て無に帰しているのでせっかく立体を考えながら塗られているのに非常に勿体ないです。また「白黒」レイヤーを入れた時点で顔部分よりも足についている影のコントラストが大きくなっているので相対的に顔に光を当てた効果が薄れてしまっています。
これら全て計算の上でしているのならこの指摘は無視してよいのですが、もしレイヤー効果による調整結果をコントロールできていないなとご自身でお思いになるならまずは「通常レイヤー」でできるところまでイラストを描いていった方が画面をコントロールしやすくなります。これに関しては例として画像で解説しているようにclipファイルに光の効果を入れるときに光らせたい部分を一色で塗りつぶして(今回は色域選択を使っています)ぼかして通常レイヤーで重ねるという方法を取っているので参考までにご覧ください。顔や髪のディティールをつぶすことなく光の演出を入れられていると思います。
塗り講座を受ける時にも「なんで今このレイヤーモードを使ったのかな」「本当にこの手順はあった方がいいのかな」など一旦考える癖をつけるとより深い理解につながります。講座で紹介されているのは正解のやり方ではなくあくまで講座を担当した方がそのときたどり着いた方法だからです。
例えば影も「乗算」なのはなぜか、どのようなメリットがありどういうイラストを描くときに便利なのか。それに自分なりの答えを出せるようになれば描きたいイラストを描きたいように描くヒントになります。

emuko先生

時点で、全体的に形を大きく見すぎているかなと感じます。わかりやすいのはコートのベルト部分で、線画までは丁寧に立体を追っているのに塗りではベルトがあることすら無かったことにしているように全体をザクザク塗っているのでせっかく線画を細かく描いたのにその情報が消えてしまいツルッとした形になっています。
同じように塗りでレース部分や胸元のディティールも潰れてしまっているのでこういった細かい部分まで立体を意識して塗っていきましょう。

配色のご質問については技術的な向上法を添削サービスとしてお伝えすることはできないのですが(おそらくこれはパーソナルコーチの領域になります)、お名前をあげられている●●●●●さんのイラストをいくつか拝見すると「人物と背景をそれぞれ反対色を軸に配色して彩度差や明度差をつける」ということをかなり意識的にされているようなので、その理論を当てはめて添削、という形でお答えしました。
このように配色はある程度言葉にできる技術なので、このイラストの配色いいなと思ったらまずはご自身でどういう配色になっているのか言語化してみるとその配色の技術を身につけられます。もしそれが難しいと感じるのであれば恐らく言葉や色彩の基礎知識を知らないだけなので、色彩検定系の勉強をされて言葉を知ると分析できるようになると思います。決してセンスがない訳ではなく慣れていないだけです!ご安心ください!

emuko先生

表情や頭の向き、体の大きさなどデッサン的な面についてですがまず横顔なのに顔のパーツ、特に目と眉が真正面から見たパーツを貼りつけたようになっているので横から見た形に直しました。
その他体の大きさなどご自身が思っているような違和感はさほど感じられませんが立体的に考えた時に大きなスカートの中央にある足には光は当たらないかなという所や羽に体の落ち影が落ちそうなので塗りとして修正しています。

それとこれは余裕があればで良いのですが手は顔の次に見られるパーツなので指や手のひらの厚みなどある程度立体的に考えるようにするとクオリティアップに繋がります。羽部分に関してもテクスチャ的な立体になっているので羽の立体感、ランダム感を意識して描画しましょう。サモトラケのニケや寺田克也さんの妖鳥シレーヌの羽の表現は素晴らしいので是非参考にされると良いと思います。

emuko先生

最後になってしまいましたが完成品のグッズ化及びBoothでの販売、NFT等への出品に関して、「添削を受けてご自身でイチから描き直したもの」であれば問題ありません。
ただ、私が添削したイラストや解説などを直接出品したりするのは著作権的にNGです。(二次創作の原作権利者が二次創作作品を勝手に売ったりできないのと同様です)
また、出版社などを通した商業作品やコンテストでの応募作品の場合、添削を受けた作品は取り扱いNGなことが多いです。

以上、アシェレルさんはパルミーで受講した内容を本当に熱心に実践されたり、自分の力を付けるため真摯に努力されている方なので既にこれらはご承知のことと思いますが一応確認の意味でお答えさせていただきました。
今回も添削結果のブログへの掲載は文章、画像含め問題ありません。何卒よろしくお願い申し上げます。

emuko先生

それでは、添削は以上です。今後もアシェレルさんが充実した創作生活を送られることを心よりお祈りしております。

反省点を改善するために受けたパルミーの講座はこちら

※後ほど掲載します。

修正後のイラストはこちら

上記の講座を受講し、修正したイラストがこちらになります。

修正後のイラスト

ポーズはほぼ同じですが、アドバイスを踏まえ
目の描き方を修正したり、色味を変えたりしてみました。

まとめ

改善点を一つ一つ丁寧にご指導いただき、感動しました。
先生の添削を受け、修正したイラストデータも制作でき、充実した添削を受けることができ大変満足です。

パルミー

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