【2回目】パルミーの添削に作品を提出してみた(2022年2月&3月)

私が提出したイラストとコメント

今回は「emuko先生」に添削をお願いすることにしました。

イラスト

アシェレル

<省略>

2)イラストの中で一番見せたい部分やテーマがあれば教えてください。(版権作品の場合作品名やキャラクター名をお願いします)
オリジナルイラストです。タイトルは「初夏」です。冬の寒さの中、夏の日差しが懐かしいなぁと思い描いてみました。初夏の爽やかな雰囲気を表現したかったです。

3)イラストを見せる対象、公開する媒体が決まっていれば教えてください。
Twitter(@Asherel_N)とPixivに公開済みです。

4)使用ソフト・アプリを教えてください。
CLIP STUDIO PAINT(Pro)です。

5)添削してほしいポイント、知りたいことなどがあれば教えてください。
はじめまして。お世話になります。
パルミーを始めて2ヶ月くらいになります。
この絵は、線と色があまり馴染んでないのが気になりました。(一応、線画の色トレスは行っております。)統一感を出すには線画と塗りを統合し、上から描くなどした方がいいのでしょうか?
他には
・人物の目がうまく描けない、印象的でない
・花束にボリュームがない、植物が描けていない
・背景がいまいち?
・全体的にのっぺりとしていて動きがない
というところが気になりました。
質問をうまく言語化できずすみません。
また、先生に添削していただいた後の画像やアドバイスいただいた画像を、自分のブログなどで公開することは可能でしょうか?
お忙しい中お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

emuko先生の添削とコメント

emuko先生の添削

emuko先生

こんにちは、この度は添削のご依頼誠にありがとうございます。
添削ファイルは画像3枚、.clipデータひとつ(主な加筆レイヤーには赤く色を付けています)ご用意しておりますのでいずれもお見逃しのないようにご確認ください。
これらの添削ファイル、このページの私のコメント含めブログなど外部サイトへの掲載は問題ありません。是非お役立て下されば幸いです。

emuko先生

それでは早速依頼内容コメントをもとに解説させていただきますね。

emuko先生

・目
目はかなり個人の好みが出るので今回の添削もあくまで一例として考えて欲しいのですが、お名前を挙げられている絵師さん達の絵柄と今回ご提出いただいたイラストの目元を比較すると前者が目尻側にボリュームがあるのに比べ後者は目頭側にボリュームがあったのでまずそこを加筆しました。
また目が印象的でない、と感じられているとのことですが私はこのイラストをみたとき逆に目が目立ちすぎているかな?と感じました。白黒にしてみるとわかるのですが髪の色が薄いこともあり明度の差が目にのみついているので顔の中でそこだけが浮いている印象を受けます。
今回は逆光にすることと黒目の色を少し抜くことでバランスを取りましたが、他にも2影をもう少し締めることでも調整できるかと思いますので状況に合わせて対応してみて下さい。

emuko先生

・背景
こちらも重視してほしいのは人物を含めた全体のバランスです。基本的にキャラクターイラストの場合見せたいのはキャラクターなので、それ以外の要素はできるだけ排除してキャラクターを見せることに集中させたいところです。
今回で言えば背景の木を線画、塗り含めとても丁寧に描かれていて色も濃い分キャラクターと同じくらいの存在感を放ってしまっていたので思い切って無くしてみました。また壁紙の色も鮮やかで模様もはっきり見えていることでこちらも存在感があったので色と模様を薄くしました。花束のラッピングの色についても同様です。
もちろん背景はいらないということではなく、あくまでイラストを見る人に感じて欲しいイメージを伝える為に不必要な情報は削るというイメージを持つと良いと思います。

emuko先生

・線と色が馴染んでいない?
添付いただいた.clipデータを拝見したところ塗りレイヤーを統合してぼかし、線画にクリッピングしたものをスクリーンで乗せて色トレスを行っていましたがこの方法は手軽にできる分、自分で完成イメージをコントロールすることが難しくイラストを描くのに慣れてきた人ほど思い通りの仕上がりにならないことが多いようです。
なので今回は「線画のコピー」レイヤーフォルダの中にあった「over」というレイヤーの色を一つ一つ調整することで色トレスを再調整してみました。

・線画と塗りを統合し、上から描くなどした方がいいのでしょうか?
それもひとつの有効な手段だと思います。ただやりはじめるとキリがない部分でもあるので基本は今回のように部位ごとに色トレスをして馴染ませていって色トレスの段階でこれ以上ない、という状態にしてから味付け程度に加筆すると良いのではないでしょうか。
ひとつの部位の中でも塗りの影が接している部分と光が接している部分で色をエアブラシでじんわり変えるとより馴染みやすいです。特に髪や顔のパーツは完成度にとても影響するので丁寧に色トレスしてみて下さい。

emuko先生

・のっぺり感
こちらは光源が外、キャラクターの後ろにあるのに外の色も濃く発色していて影も人物の後ろ、壁紙の部分にはっきりできているので、写真スタジオやプリクラなどで平面な背景紙をバックに正面から光を当てているイメージになり平面的な印象になっている可能性があります。
どこから光が当たっているかということを意識して色を塗るだけでかなり改善するかと思いますが、なかなか頭の中だけで考えるのは難しいので写真を参考にするか、クリスタの3Dデッサン人形の「光源」をイメージに近い場所に移動させて影の参考にすると良いかもしれません。
画像を参考にドラッグしたまま色々と光源を動かしてみて、一番立体的に見える影を探してみて下さい。(絵柄や服装、髪型等の影響もあるのであくまで参考までに)

emuko先生

・花束のボリューム、植物の表現
花束に関してまず思ったのは「花の本数の割に花束が大きいかな」ということでしょうか。花束と人をしばらく画像検索してみたのですが、両腕で抱えるように持つのは100本の薔薇の花束クラスのもので、今回位の本数だと女性でも片手で握るように軽く持っていました。
なので花束として違和感を無くすには花を今の3、40倍程度に増やすか今の本数に合わせて持ち方やラッピング(この本数だとそのままリボンで留めていることが多かったです)を変えてみると良いのではないかなと思います。
デッサンや形自体は問題なくきちんとかけているので、このボリューム感というものを意識するというのと、塗りの面で花びらや葉の塗りは覆い焼き(発光)などでサブサーフェス・スキャタリングの表現を入れてみるとよりリアルな表現になるのではないでしょうか。

emuko先生

添削は以上となります。
それでは、何かひとつでも参考になっていましたら幸いです。

まとめ

改善点を一つ一つ丁寧にご指導いただき、感動しました。
先生の添削を受け、修正したイラストデータも後ほど更新したいと思います。

パルミー

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